Vlogとは!?ブイログとYouTubeの違い!おすすめの理由!

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大人気の『Vlog(ブイログ)』について、「Blog(ブログ)との違いは?」「YouTuber(ユーチューバー)との違いは?」この様な質問を受けることが多々あります。そこで、本記事では、「Blogとの違い」や「YouTuberとの違い」「メリット」「デメリット」などを詳しく解説していきたいと思います。

Vlog(ブイログ)とは?

Vlog(ブイログ)とは?

Vlogとは『Video Blog(ビデオブログ)』の略のことで、ブログの動画版のことをいいます。日常生活や旅行、趣味など、様々なテーマで『自分の日常』を発信することで、視聴者に親近感をもって動画を視聴してもらえるため、幅広いターゲット層の新たなファン獲得に結び付きやすいジャンルです。

VlogとBlogの違い

Blog(ブログ)の違い

Blog(ブログ)は日々の日常を「文字」と「写真」で表現するのに対し、Vlog(ブイログ)は日々の日常を「動画」と「音」で記録し、発信していくものになります。こうした人たちのことを総称してVlogger(ブイロガー)と呼びます。「文字」や「写真」だけのBlogと比較すると、Vlogは「動画」や「音」が入るため、情報量が多く、観る人に臨場感を与えられることが大きな特徴です。その他、VlogとBlogの違いについて以下の表にまとめました。

  Vlog
(ブイログ)
Blog
(ブログ)
発信方法 動画、音、画像、イラスト、文字 文字、画像、イラスト
発信内容 体験 経験
プラットフォーム YouTube(メイン) Google、はてなブログ、アメーバブログ
マーケット 全世界に発信しやすい 国内向けが多い
使用機材 カメラ、PC、スマホ、ジンバル PC、スマホ
情報量
見やすさ
収益化 ファンベース 広告ベース

「商品紹介動画」や「ハウツー動画」の要素も取り入れたチャンネルを運営しているVlogger(ブイロガー)もいたりと、動画のテーマは様々です。主なテーマは以下の通りです。

Vlog(ブイログ)の主なテーマ
  • 日常生活
  • 旅行
  • 趣味・ライフスタイル
  • 料理
  • グルメ
  • メイク・ファッション
  • 家族・カップル
  • 語り(自分の思いや考えを話す)
  • チャレンジ
  • 企業

VloggerとYouTuberの違い

Vlogger(ブイロガー)とYouTuberの違いは?

多くのVlogger(ブイロガー)が、動画コンテンツをYouTubeに投稿していますが、VloggerとYouTuberにはどのような違いがあるのでしょうか。ここではVloggerとYouTuberのそれぞれの『特徴』と『違い』について説明していきます。

YouTuber(ユーチューバー)の特徴Vlogger(ブイロガー)の特徴
・『企画した動画』を投稿
・凝った編集(テロップ、BGM、効果音)が多い
・テレビ番組のような撮影が多い
・ビジネスのように動画を投稿している人が多い
・『個人』または『企画内容』にフォーカス
・YouTubeで発信
・日常を録画した動画を投稿
・凝った編集が多くない
・日常を自然体に撮影する
・日記のように動画を投稿している人が多い
・『個人』にのみフォーカス
・YouTube、自身のブログ、SNSなどで発信

上記のように、『企画内容』『動画編集方法』『表現の仕方』『フォーカス対象』などが代表的な相違点といえますが、そもそもの言葉の定義として、YouTuberはその名の通りYouTubeに動画を投稿してはじめてYouTuberと言うことができるのに対して、Vloggerは、YouTubeだけでなく、自身のブログやSNSなどのWeb上に動画を投稿していれば、Vloggerと言うことできるという違いがあります。

Vlogのメリット

Vlog(ブイログ)のメリット

どのジャンルの動画配信を始めるにも、各ジャンルによる「メリット」が必ずあり、それはこのVlog(ブイログ)にしても同じことが言えます。では、その「Vlogならではのメリット」にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、Vlogならではの代表的なメリットを5つご紹介します。

メリット①:ファンが付きやすい

Vlog(ブイログ)では、発信者の『人間性』『価値観』『好きな物(事)』『ライフスタイル』など、様々な「パーソナルな部分」を共有できるという側面があります。従来のコンテンツ(ブログ記事、youtubeのおもしろ動画)と比較すると、「企画が面白いか面白くないか」よりも、「発信者の日常に感情移入できるか」「共感できるか」などのポイントが、ファンになってくれるきっかけになるため、ファンも付きやすく「共感」が生まれやすいジャンルといえます。

メリット②:トーク力がいらない

「○○やってみた」や「ゲーム実況」などバラエティ系のジャンルの動画を投稿する場合は、視聴者に楽しんでもらうために、好奇心をそそるような高いトーク力や企画力が必要不可欠ですが、Vlog(ブイログ)のコンセプトはあくまでも「日常の共有」なので、動画を盛り上げるためのトーク力も企画力も必要ありません。トーク力がなくても、視聴者が共感できそうな日常のシーンを提供できれば、コンテンツとして成立する点もVlogの大きなメリットの1つです。

メリット③:動画編集が簡単

実は動画を投稿するうえで最も時間がかかるのは、動画の企画・撮影よりも「編集」です。また、クオリティーの高い動画編集を行うためには、ハイスペックなPCやソフトなどが必要で、機材代も高くつきます。その点、Vlog(ブイログ)は、発信者の日常生活をありのまま発信するのことがコンセプトなため、撮影した日常シーンの要点を絞ってカットする程度の編集でも、十分投稿することが可能です。そのため、動画編集が苦手な人でも挑戦しやすいジャンルと言えます。

メリット④:人生の記録を残せる

Vlog(ブイログ)とは、Web上にビデオ形式で記録(ログ)を残すことを意味します。

  • プロ野球選手になるまでの過程
  • 資格試験に合格するまでの勉強方法
  • 何気ない日常

誰にでも、その人にしかない個人のストーリーがあります。Vlogは、そんな個人のストーリーをいつでも振り返ることができ、また、他者と共有することができるという点も、メリットの1つと言えるでしょう。

メリット⑤:ビジネスへの活用

ビジネスには欠かすことができない『マーケティング』を効果的に行うには、ファンに寄り添う「ファンベース」という考え方が推奨されています。「ファンベース」の定義は「ファンを大切にし、ファンをベースとして、中長期的に『売上』や『ブランド価値』をブランディングしていく」という考え方です。このファンベースの考え方は、視聴者との距離がとても近い「Vlog(ブイログ)」との相性がとても良いといわれており、自社ブランドのブランディングのためにVlogを始める企業も急増しています。

Vlogのデメリット

Vlog(ブイログ)のデメリット

「メリット」が盛沢山のVlog(ブイログ)ですが、少なからず「デメリット」が存在することもまた事実です。ここでは、Vlogの代表的なデメリットを3つご紹介します。

デメリット①:再生回数を伸ばすのが難しい

気に入ってくれた人が熱心なファンになりやすい特徴を持つVlog(ブイログ)ですが、動画の『情報』『話題性』などによる集客をメインとする他ジャンルとは違い、動画を通して得られる『共感』や『憧れ』をもとに視聴者を集めるVlogは、知ってもらうまでのハードルは高いジャンルだといえます。多くの人に知ってもらうためには、SNSなども広く活用していく工夫が必要です。

デメリット②:個人特定・誹謗中傷のリスク

日常を共有することで視聴者との距離が縮まりやすかったり、共感を得られやすいことがメリットである一方、動画の内容から個人が特定されてしまうというリスクがあることも事実です。個人情報が動画内に映り込んでいないかどうが、しっかりチェックをしてから動画を投稿するようにしましょう。また、動画視聴者から心無い批判を受けるリスクについても考慮しておく必要があるでしょう。

デメリット③:手間がかかる

Vlog(ブイログ)コンテンツは、以下の3つの工程で成り立っています。

コンテンツ工程
  1. 撮影
  2. 編集
  3. 発信

動画編集が簡単な点がメリットの1つであるとご紹介しましたが、これまで「文字(テキスト)」や「画像」などを中心としたBlog(ブログ)発信をメインに行ってきた方からすると、やらなければならない工程が多いと感じてしまうかもしれません。Vlogを始めるのであれば、各工程を楽しみながら行うくらいの余裕が必要といえるでしょう。

デメリット④:他者の視線が気になる

Vlog(ブイログ)のタイプによって異なりますが、トーク力の必要はないものの、屋外などでカメラに向かって話すことに苦手意識があると、苦痛に感じてしまうかもしれません。「一人称で字幕のみ」や「誰かと一緒に撮る」など、自撮りタイプとは違ったVlogスタイルもあるので、自分に合ったスタイルを見つけていきましょう。

Vlogのまとめ

今回は、Vlog(ブイログ)について、「Blogとの違い」や「YouTuberとの違い」「メリット」「デメリット」について紹介しました。個人のチャンネル収益化にはもちろん、企業のマーケティングにも活用しやすいVlog。これからVlogを始めようと検討されている方にとって、少しでも本記事が参考になれば幸いです!楽しい動画ライフを送りましょう!