企業やYouTuber(ユーチューバー)がチャンネル運営をする中で「登録者数」や「再生回数」を稼ぐためには、「クオリティの高い動画を作ってアップすれば良い」というわけではありません。YouTubeには毎日膨大な数の動画が登録されています。多数ある動画の中から自分の動画を見てもらうためには、『動画の看板』としての役割を持つサムネイル画像が大きな鍵となります。本記事ではサムネイル画像作成時の、『画像サイズ』や『素材画像』『フォント』『配色』などについて解説していきたいと思います。
作り方①:画像サイズ・解像度
サムネイルのサイズや解像度が正しくない場合、サムネイルの画質が粗くなったり、デザインがズレてしまい文字が読みにくくなるなどの問題が生じます。サムネイル画像は、投稿した『動画の看板』の役割を果たすため、クオリティの高いサムネイルを使用すれば、クオリティの高い動画コンテンツだと視聴者にイメージしてもらうことができますが、その逆に、クオリティの低いサムネイルを使用することで、ユーザー離れを招く結果となる可能性もあるため、YouTube推奨のサムネイルサイズや、解像度には注意が必要です。
作り方②:素材画像
『良いサムネイル画像』の定義は、視聴者が多数の動画の中から「直感的に見たいと思える画像」のことです。サムネイル画像の雰囲気については、どのような画像を使用するかで半分が決まると言っても過言ではありません。動画コンテンツに、どのようなメッセージ性があって、どのような視聴者に見てほしいのか、ターゲットを考えることができたら、後はそれを伝えられる素材画像の選定です。単色やポップなイラスト、人物画像、風景画像など、何でも使うことが出来ます。ターゲットに合わせて目立つデザインの素材画像を使用しましょう。
作り方③:テキスト・フォント
サムネイル画像作成の際に盲点になりやすいのが、「テキストのサイズ」です。サムネイル画像作成時は画面を拡大しながら作るので気付きにくいのですが、実際のサムネイル画像は小さく表示されます。そのため、サムネイルに使うテキストは15文字程度でサイズは大きめに設定することを心がけましょう。また、使用する「フォント」によっても、サムネイルの雰囲気は大きく変わります。「フォント」を選ぶ際は、素材画像を決める時同様、「どのような人に動画を視聴してもらいたいか」をよく考えて決めるようにしましょう。
作り方④:配色
グラデーションで塗ったテキストの縁取りをしたり、シャドウを付けてテキストを装飾することでパッと目が行きやすい目立つサムネイルに仕上げることができます。ただし、背景の色と同系色を使用してしまうと、テキストが目立たず、読みにくくなってしまうため、明度の差をつけたり、補色や色相差のある色を利用したりして、テキストが目立つよう工夫しましょう。
作り方:まとめ
今回はサムネイル画像作成時の『画像サイズ』や『素材画像』『フォント』『配色』について解説しました。「動画がよければ自然と再生回数が伸び、チャンネル登録者数も増える」そんな風に考えがちですが、動画のクオリティーと同じかそれ以上に重要なのが、視聴者に、動画コンテンツの存在に気づいてもらうためのサムネイル画像です。
分かりやすくインパクトのあるサムネイル画像を作って再生回数・チャンネル登録者数を上げていきましょう!