「サムネイル作成の料金相場は?」「サムネイル作成を外注するメリットは?」この様な質問を受けることが多々あります。そこで、本記事では「サムネイル作成」を外注する場合の「料金相場」「基準」「メリット」「デメリット」について、詳しく解説していきたいと思います。
サムネイル作成外注の料金相場
サムネイル作成の料金相場は、依頼先によって大きく異なります。「料金が高ければクオリティが高い」「料金が安ければクオリティが低い」というように、必ずしも「サービス価格」と「クオリティ」が比例するとは限りません。料金相場を知った上で、どのような点で比較するべきなのかをご紹介します。
料金相場①:デザイン会社 or フリーランス
サムネイル作成を外注する場合の料金相場は1,500円~5,000円程度と開きがあります。これは「クオリティ」や「作業日数」などに応じたものの場合がほとんどですが、「デザイン会社」に依頼するのか、「フリーランス」に依頼するのかによっても異なります。低価格であってもクオリティが高く、作業日数が短い依頼先も存在するため、気になった会社の目星が付いたら、早速過去の制作物をチェックしてみましょう。
料金相場②:インボイス制度の影響
サムネイル作成の外注依頼時の消費税は10%です。フリーランスの方の場合、そのほとんどが非課税事業者であるため、インボイス(適格請求書)の発行ができません。そうなるとサムネイル作成を外注する場合に発生する外注費用から、仕入税額控除を受けることができず、結果として依頼料が高くなってしまうことになります。外注費を安く抑えるためにも外注先を検討する場合には、インボイス発行事業者であるデザイン会社に依頼することをオススメします。
サムネイル作成の外注先を選ぶ基準
サムネイル作成の外注先には、デザイン制作会社がフリーランスまで数多くの依頼先があります。これら無数の外注業者の中からどのような基準で外注先を選べばよいのか。ここでは外注先を選ぶ際の大事な基準についてご紹介します。
基準①:分かり易い料金設定か
サムネイル作成を外注する際は、特別な場合を除いて、複数回依頼することが前提でのご依頼がほとんどです。そのため、分かり易く継続的に依頼が可能な料金設定なのかを確認しておきましょう。依頼の頻度や内容によっては追加料金が発生することもあるため、追加料金はあるのか、あるのであればどのような時に発生するのかを事前に確認しておきましょう。
基準② :簡単に依頼ができるか
外注依頼する際には、「ターゲット層」や「依頼の目的」などを、依頼先に明確に伝えることが重要です。サムネイル作成は、動画コンテンツの「趣旨」や「目的」に合わせたデザインに作成することで、効果の最大化を図ることが可能です。ある程度イメージがある場合には、どこにどのテキストを載せるかなどの簡単な手書きの画像をお送りすると、よりイメージに沿ったデザインに作ってもらうことができます。スムーズに、尚且つ簡単に依頼するためにも、必要な項目を入力するだけの『フォーム』等が用意されている会社を選ぶとスムーズでしょう。
基準③:レスポンスは早いか
継続的な依頼を外注する場合に、「料金設定」同様、重要になるのが依頼先の「レスポンススピード」です。外注する以上、レスポンスのスピードは、納品速度に直接関係します。1日でも早い納品を希望する場合には、依頼先のレスポンススピードにもしっかり意識しておきましょう。
サムネイル作成外注のメリット
サムネイル作成は外注費用が安価であるため、自社にクリエイターが在籍している場合を除いて、デザイン会社に外注するケースがほとんどです。では、サムネイル作成を外注する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。メリットはいくつかありますが、ここでは、その中でも最もよく上げられるメリットについて解説します。
メリット①:高品質な制作物
デザイン会社に依頼することで、ノウハウを活かし、視聴者の目に付きやすい目立つデザインの高品質なサムネイル画像を作成してもらうことが可能です。動画コンテンツの看板的役割を持つサムネイル画像は、実は、動画編集以上に「クオリティの高さが必要」であると言われており、このクオリティによっては、動画コンテンツの「クリック数」「クリック率」「離脱率」を大幅な改善が期待できるのです。
メリット②:リソースの節約
サムネイル作成を内製化する場合、当然、「時間」や「人員(人件費)」が発生しますが、外注の場合には、これら全てを節約することができます。節約できた時間はコンテンツ内容を考えるために、人員(人件費)はその他の予算に回すことが可能です。外注依頼することで手間と人件費が削減でき、効率の良いコンテンツ運営を可能にします。
サムネイル作成外注のデメリット
次に、サムネイル作成を外注する場合のデメリットについてです。外注する場合のメリットが多くあるとは言え、当然、デメリットも存在します。デメリットについてもしっかりと把握・理解をしたうえで、外注するか否かを検討するようにしましょう。サムネイル作成を外注する場合の主なデメリットは以下の通りです。
デメリット①:コストの発生
これはサムネイル作成に限ったことではありませんが、外注依頼するとなると、当然コストが発生します。低価格で依頼を引き受けてくれるデザイン会社もたくさんありますが、特にフリーランスのクリエイターに依頼する場合には、依頼回数を重ねることでいつの間にか高コストになっているケースも多々ありますので、外注先を決める際は、制作料金だけでなく、「追加料金の発生」についても事前に確認するようにしましょう。
デメリット②:スケジュールのムラ
これはフリーランスのクリエイターに外注依頼する場合の話ですが、クリエイター個人の事情にスケジュールが左右されるということが多々あります。フリーランスの場合、デザイン会社に比べ、比較的安価で依頼できるケースもありますが、諸事情などにより納期が遅れたり、継続依頼を断られてしまうリスクが非常に高いので、フリーランスのクリエイターに依頼を検討している場合は注意が必要です。
サムネイル作成外注のまとめ
今回は「サムネイル作成」を外注する場合の「料金相場」「基準」「メリット」「デメリット」について解説しました。サムネイル作成を外注依頼する場合、自分で作る場合。デザイン会社に依頼する場合、フリーランスのクリエイターに依頼する場合。どれも同様にメリット・デメリットがあります。状況や、目指すべき形を考慮した上で、ご自身に合った方法・外注先を選択するようにしましょう。