
キャリアギルド|第40話
「新卒就活の履歴書、採用担当者はどこを見ている?」
- 新卒の履歴書に必須・できれば・不要な項目
- 学歴・アルバイト歴・休学の正しい書き方
- 就活の履歴書写真で失敗しない服装・髪型
- 志望動機・自己PR・趣味・資格の書き方
プロローグ
※このページは、『キャリアギルド』の登場人物による会話形式で構成されています。

就活用の履歴書を探してるんですけど、テンプレートによって項目が全然違うんですよね…。結局、何を書くのが正解なんだろう。

分かるなあ。欄があると全部埋めなきゃいけない気がするし、空欄があると「やる気がない」って思われそうだもんね。

企業から履歴書の形式を指定されている場合は、それに従うのが基本よ。
自由に選べる場合は、企業に何をアピールしたいのか整理して、それに合った履歴書を選ぶことが大切ね。

なるほど…。
履歴書って、テンプレートを選んで空いている欄を埋めればいいわけじゃないんですね。

そうね。学歴や志望動機、趣味、資格、アルバイト経験など、就活の履歴書には迷いやすい項目がたくさんあるわ。
まずは何が必要なのかを整理していきましょう。

履歴書は、欄を埋めるための書類じゃない。
採用担当者に「必要な情報を、分かりやすく伝える書類」だ。
就活で企業から履歴書の形式を指定された場合は、そのフォーマットを使用するのが基本です。
一方、指定がない場合はテンプレートによって項目が異なるため、「何を書けばいいの?」と迷う人も多いでしょう。
大切なのは、用意された欄をすべて埋めることではありません。
この記事では、新卒の履歴書にどの項目を入れるべきか整理したうえで、学歴や写真、志望動機、アルバイト歴、趣味、資格などの書き方を解説します。
新卒の履歴書には何を書く?必要な項目の選び方

企業から指定されていれば迷わないけど、自分で履歴書を選ぶとなると難しいね。

テンプレートによって項目が違ったりするから、何を基準に選べばいいのか迷いやすいところよね。

じゃあ、企業から指定がない場合、新卒の履歴書には何が必要なんでしょうか?
逆に、必要なときだけ入れればいい項目も知っておきたいです!

まずは「必須」「できれば入れたい」「必要に応じて」の3つに分けて考えよう。

企業から履歴書の指定がない場合、どのテンプレートを選ぶかも重要です。
自分がアピールすべき項目が少ない履歴書を選ぶと、強みを伝える機会まで減ってしまいます。
ここでは、履歴書の項目を「必須」「できれば入れたい」「必要に応じて」の3つに分けて整理します。
| 分類 | 項目 | 考え方 |
|---|---|---|
| 必須 | 氏名・生年月日 | 応募者本人を確認するための基本情報 |
| 必須 | 住所・連絡先 | 企業から連絡を受けるために必要な情報 |
| 必須 | 学歴 | 在学状況や卒業見込みなどを伝える基本情報 |
| 必須 | 証明写真 | 新卒の履歴書で基本となる項目 |
| できれば | 志望動機 | 応募理由や入社意欲をアピールできる |
| できれば | 自己PR | 自分の強みや仕事で活かせる特徴をアピールできる |
| できれば | 趣味・特技 | 人柄や興味・関心を伝える材料になる |
| できれば | 資格・免許 | 保有資格や仕事に活かせる知識・能力を伝えられる |
| できれば | 研究課題・得意科目 | 大学での学びや専門性をアピールできる |
| 必要に応じて | アルバイト経験 | 強みや応募先との関連性がある場合に活用する |
| 必要に応じて | インターン経験 | 応募企業・職種に関連する経験があれば活用する |
| 必要に応じて | ガクチカ | 学生時代の経験をアピールする必要がある場合に活用する |
| 必要に応じて | 通勤時間 | 企業から求められている場合などに記載する |
履歴書に必須で書く項目
企業から履歴書の指定がない場合でも、氏名・生年月日・住所・連絡先・学歴・証明写真などの基本情報は必要です。
これらの必須項目がないテンプレートは、そもそも選ばないようにしましょう。
まずは必須項目が揃っていることを確認し、そのうえで自分をアピールできる項目がある履歴書を選ぶことが大切です。
できれば履歴書に入れたい項目
志望動機や自己PR、趣味・特技、資格・免許、研究課題・得意科目などは、応募理由や入社意欲、自分の強みや人柄を企業へ伝えられる項目です。
必須ではありませんが、どの項目を入れるべきかは、応募する企業や職種、自分の経験によって異なります。
そのため、すべての就活生に共通する「一番おすすめの履歴書テンプレート」があるわけではありません。
応募する企業や職種に対して、自分の何をアピールすべきなのかを考え、それを伝えやすい項目があるテンプレートを選びましょう。
必要に応じて履歴書に入れる項目
アルバイトやインターン、ガクチカなどは、項目があっても無理に書く必要はありません。
一方で、その経験が応募する企業や職種で求められる能力と結びついていたり、自分の強みを裏付ける材料になったりする場合は、積極的に活用してよい項目です。
ただし、情報を詰め込みすぎると、本当にアピールすべき内容が埋もれてしまいます。
文字数が多いだけの履歴書は採用担当者にとって読みづらくなるため、選考で伝える価値がある情報なのかを考えて、必要な項目を選ぶことが大切です。
新卒の履歴書の学歴・職歴はどこから書く?

自分に合った履歴書を選ぶって、項目が多ければいいわけじゃないんですね。

ああ。何を伝えるべきかを考えて、必要な項目を選ぶことが大切だ。

でも、学歴は必須なんだよね。
新卒の場合って、中学校?高校?どこから書けばいいんだろう。

学歴は書き始める時期だけでなく、卒業見込みや休学、留学の書き方も迷いやすいわね。
アルバイトやインターンを職歴に書くのかも一緒に整理しましょう。

新卒の履歴書では、学歴をどこから書くのか、アルバイトやインターンを職歴に含めるのか迷いやすいところです。
また、在学中や卒業見込み、休学・留学などは、それぞれ書き方が異なります。
ここでは、新卒の学歴・職歴の基本的な記入方法を整理します。
| 項目 | 基本的な書き方 |
|---|---|
| 学歴 | 中学校卒業から記載し、高校・大学の入学と卒業(見込み)を書く |
| 在学中 | 現在通っている学校・学部・学科などを正式名称で記載する |
| 卒業見込み | 卒業予定年月とともに「卒業見込み」と記載する |
| 休学 | 休学期間を記載し、必要に応じて理由を簡潔に添える |
| 留学 | 期間や学校名などを記載し、学歴として伝える必要がある場合に書く |
| アルバイト | 原則として職歴には含めず、アピールしたい場合は別項目で活用する |
| インターン | 原則として職歴には含めず、応募先に関連する経験なら別項目で活用する |
| 職歴なし | 新卒で正社員等の職歴がなければ「なし」とし、最後に「以上」と記載する |
学歴はいつから?在学中・卒業見込み・留学の書き方
新卒の履歴書では、学歴は中学校卒業から書くと、その後の経歴を簡潔に伝えられます。
学校名は省略せず、学部・学科を含めて正式名称で記載し、西暦・和暦の表記も統一しましょう。
大学在学中の就活では、卒業できる見込みがある場合は「在学中」ではなく、卒業予定年月に「卒業見込み」と記載します。
留学経験は期間や学校名などを記載し、アピールにつながる場合は自己PRなどで具体的な経験を補足しましょう。
休学の理由は書く?書かないとばれる?
休学した期間がある場合は、入学から卒業見込みまでの経歴を分かりやすくするため、履歴書にも休学した事実を記載しましょう。
詳しい事情まで書く必要はなく、簡潔に説明できる場合は理由を添える程度で構いません。
休学を書かなくても、卒業時期や在籍期間などから企業が気づく可能性があります。
隠すことを優先するより、必要な事実を正確に記載し、面接で理由を聞かれた際に説明できるよう整理しておくことが大切です。
アルバイト・インターンは職歴に書く?
新卒の履歴書では、アルバイトやインターン経験を職歴欄に必ず書く必要はありません。
正社員などの職歴がなければ、職歴欄は「なし」とし、最後に「以上」と記載します。
ただし、応募する企業や職種に関連する経験や、自分の強みを裏付ける経験であれば、アピール材料として活用できます。
職歴欄へ無理に記載するのではなく、自己PRやガクチカなど、その経験の価値を伝えやすい項目で具体的に説明しましょう。
就活の履歴書写真|服装・髪型・背景の基本

学歴や職歴は、書く内容だけじゃなくて記載する場所まで考える必要があるんだね。

履歴書って細かいルールが多いんですね…。
そういえば、証明写真にも就活ならではの決まりってありますか?

そうね。証明写真にも、服装や髪型、背景など、採用担当者に違和感を与えないために押さえておきたいポイントはあるわ。

大切なのは、選考の邪魔になるマイナス要素をつくらないことだな。

履歴書の証明写真は、服装や髪型、背景など、就活で押さえておきたいポイントがあります。
個性を出すことよりも、採用担当者に違和感を与えない清潔感のある写真を用意することが大切です。
ここでは、就活の履歴書写真で迷いやすい服装・身だしなみ・撮影方法を整理します。
| 項目 | 基本的な考え方 |
|---|---|
| 服装 | 黒・紺など落ち着いた色のスーツを基本にする |
| シャツ・ブラウス | 白など清潔感のあるものを選ぶ |
| ジャケット | 男女とも基本的に着用する |
| ネクタイ | スーツに合う落ち着いた色・柄を選ぶ |
| 髪型・前髪 | 顔が見えやすく、清潔感のある状態に整える |
| メイク | 就活では自然で清潔感のあるメイクを意識する |
| 背景 | 白・青・グレーなどシンプルな背景を選ぶ |
| スマホ撮影 | 使用してもよいが、明るさ・背景・画質・構図に注意する |
履歴書写真の服装|男性・女性のスーツとシャツ
男性は黒や紺など落ち着いた色のスーツに白シャツを合わせ、ネクタイを着用するのが基本です。
女性も黒や紺などのスーツに、白のシャツやブラウスを合わせると清潔感を出しやすくなります。
男性のネクタイなしや、女性のブラウスのみ・ベージュのジャケットなどが必ずNGというわけではありません。
ただし、履歴書写真では服装で個性を出すより、男女ともジャケットを着用し、応募先に違和感を与えにくい服装を選ぶのが無難です。
履歴書写真の髪型・メイク|男女別の身だしなみ
男性は寝ぐせや髪の乱れを整え、前髪で目元が隠れない髪型を意識しましょう。
ひげは基本的に剃り、顔全体がはっきり見える清潔感のある状態で撮影することが大切です。
女性も前髪で目元を隠さず、長い髪は顔まわりがすっきり見えるよう整えましょう。
メイクは派手になりすぎないようにしながら、写真でも表情や顔色が自然に伝わる仕上がりを意識してください。
履歴書写真の背景・撮り方|スマホでも大丈夫?
履歴書写真の背景は、白・青・グレーなどの無地を選び、家具や影など余計なものが写り込まないようにしましょう。
正面を向いて姿勢を整え、顔が暗くならないよう明るさにも注意して撮影します。
スマホで撮影した写真でも、履歴書に使用することは可能です。
ただし、自撮り感のある角度や背景、過度な加工は避け、証明写真として自然な構図・画質に仕上げることが大切です。

新卒履歴書の志望動機・自己PR・ガクチカ

証明写真は、良い印象を与えようとするより、違和感やマイナスの印象を与えないことが大切なんですね!

そうね。
履歴書全体でも、採用担当者が知りたい情報を分かりやすく伝えることが基本よ。

でも、志望動機や自己PRとなると、ここはアピールする必要が出てくるよな?

大事なのは、「なぜ応募するのか」「何を活かせるのか」を伝えることだ。

志望動機や自己PRは、履歴書の中でも自分をアピールできる重要な項目です。
ただし、書きたいことを並べるのではなく、応募先が知りたい情報を意識して伝える必要があります。
ここでは、志望動機・自己PR・ガクチカなど、新卒就活でアピールにつながる項目の書き方を整理します。
| 項目 | 伝える内容 |
|---|---|
| 志望動機 | なぜその企業・仕事を志望するのか、入社後どう活躍したいのか |
| 自己PR | 自分の強みと、それを仕事でどう活かせるのか |
| ガクチカ | 学生時代に力を入れた経験と、そこから得た学びや成長 |
| 研究課題 | 大学で取り組んでいる研究内容や専門分野 |
| 得意科目 | 得意な理由や、学びを通じて身につけた知識・能力 |
履歴書の志望動機の書き方・例文
志望動機では、その企業を選んだ理由を具体的にし、志望度の高さや入社への熱意を伝えることが大切です。
自分の経験や価値観、入社後に実現したいことまで結びつけると、志望する理由に説得力が生まれます。
複数企業で同じ志望動機を使い回すと、どの企業にも当てはまる内容になり、志望度が伝わりにくくなります。
企業ごとに魅力を感じた理由を整理し、「この企業だから応募した」という熱意が伝わる内容にしましょう。
私は、ITを活用して企業の業務効率化を支援する仕事に携わりたいと考え、貴社を志望しています。
大学のゼミで企業のDXについて研究する中で、システムの導入だけでなく、企業ごとの課題を理解して解決策を提案することの重要性を学びました。
中でも、顧客へのヒアリングから導入後の支援まで一貫して行う貴社の姿勢に魅力を感じています。
入社後は、ゼミ活動で培った課題を整理する力を活かし、お客様に寄り添った提案ができる営業職として貢献したいと考えています。
履歴書の自己PRとガクチカの書き方・例文
自己PRでは、自分の強みと、その強みを仕事でどう活かせるのかを伝えることが大切です。
「コミュニケーション力があります」など強みだけを書くのではなく、それが表れた具体的な経験を添えることで説得力が高まります。
ガクチカでは、経験の華やかさよりも、何を考えて行動し、どのような結果や学びにつながったのかを伝えましょう。
自己PRは「強み」、ガクチカは「経験」を軸にすると、同じエピソードを使う場合でも役割を分けやすくなります。
私の強みは、相手の状況を考えながら行動できることです。
飲食店のアルバイトでは、新人スタッフによって仕事の習得度に差があることに気づき、一人ひとりの理解度に合わせて業務を説明するよう心がけました。
その結果、新人から質問や相談を受ける機会が増え、店長から新人教育を任せてもらえるようになりました。
入社後も、周囲の状況を把握しながら必要な行動を考え、チームに貢献していきたいと考えています。
学生時代に最も力を入れたのは、大学の学園祭実行委員での活動です。
来場者数を増やすため、従来の告知方法を見直し、SNSで出演団体の紹介や準備風景を継続的に発信することを提案しました。
メンバーと役割を分担して約2か月間発信を続けた結果、前年を上回る来場者数につながりました。
この経験から、課題に対して自ら改善策を考え、周囲と協力しながら実行することの大切さを学びました。
履歴書の研究課題と得意科目の書き方・例文
研究課題や得意科目では、テーマや科目名だけでなく、何を学び、どのような知識や力を身につけたのかまで伝えることが大切です。
応募する企業や職種と関連する内容であれば、大学での学びを仕事にどう活かせるのかまで結びつけるとアピールにつながります。
まだ研究テーマが決まっていない場合は、無理に作る必要はありません。
これまで学んだ授業やゼミの中から、興味を持って取り組んだ分野や得意科目を選び、具体的に説明しましょう。
大学では、SNSを活用した企業のマーケティングについて研究しています。
特に、企業の情報発信が消費者の購買行動に与える影響に関心を持ち、複数企業の事例を比較・分析しています。
研究を通じて、情報を収集し、根拠をもとに課題を分析する力を身につけています。
得意科目は統計学です。
授業では、データをもとに傾向や課題を読み取り、根拠を示しながら考察することに力を入れてきました。
数字から情報を読み取り、論理的に考える力を仕事でも活かしたいと考えています。

履歴書の趣味・資格・本人希望欄の書き方

志望動機や自己PRも、何を伝える項目なのか考えてから書く必要があるんだな!

そうだ。
項目ごとの役割が決まれば、書くべき内容も見えてくる。

趣味や特技、資格、本人希望記入欄みたいな項目もあると思うんですけど、何を伝える項目なのかから決めるという考え方は同じなんでしょうか?

そうね。
趣味・特技、資格、本人希望記入欄では、それぞれ採用担当者に伝えられる情報が違うわ。目的を整理しながら見ていきましょう。

趣味・特技や資格、本人希望記入欄は、何を書けばよいのか迷いやすい項目です。
それぞれ役割が異なるため、空欄を埋めるのではなく、何を伝える項目なのかを理解して書くことが大切です。
ここでは、各項目の役割と基本的な書き方を整理します。
| 項目 | 伝える内容 |
|---|---|
| 趣味・特技 | 興味・関心や人柄、自分らしさ |
| 資格・免許 | 保有する知識・スキルや仕事に活かせる能力 |
| 英検・TOEIC | 語学力を客観的に示せる資格・スコア |
| 本人希望記入欄 | 入社にあたって企業へ伝えておく必要がある条件 |
| 通勤時間 | 自宅から勤務先までにかかる時間 |
履歴書の趣味と特技の書き方・例文
趣味・特技は、採用担当者に自分の人柄や興味・関心を知ってもらうための項目です。
仕事に直接関係する内容である必要はなく、面接で会話を広げるきっかけになることもあります。
「読書」「旅行」など一言だけで終わらせず、どのように楽しんでいるのか、何を大切にしているのかまで簡潔に添えると、自分らしさや価値観が伝わりやすくなります。
ただし、無理に印象的な趣味を作るのではなく、面接で聞かれても自分の言葉で話せる内容を書きましょう。
趣味は旅行です。
訪れる場所を決める際は有名な観光地だけでなく、その土地ならではの文化や暮らしに触れられる場所を探すことを大切にしています。
自分の知らない価値観や考え方に触れ、新しい発見ができることに魅力を感じています。
特技は料理です。
家族や友人に料理を作る際は、好みや苦手なものを聞き、相手に喜んでもらえるメニューを考えることを大切にしています。
料理そのものだけでなく、相手のことを考えて工夫する時間にも楽しさを感じています。
履歴書の資格・免許の書き方|英検・TOEICの目安
資格・免許欄は、保有する知識やスキルを客観的に伝えるための項目です。
資格名は略称ではなく正式名称で書き、取得年月とあわせて記載しましょう。
英検やTOEICに「何級・何点から書く」という絶対的な基準はありません。
一般的には英検2級以上、TOEIC600点以上が一つの目安ですが、応募先で活かせる場合や企業が基準を示している場合は、その内容を優先して判断しましょう。
本人希望記入欄・通勤時間は履歴書にどう書く?
本人希望記入欄は、希望を自由にアピールするためではなく、入社にあたって企業へ伝えておく必要がある条件を記載する項目です。
特に希望がなければ空欄にせず、「貴社の規定に従います」と記載するのが一般的です。
勤務地や職種などに譲れない条件がある場合は、必要な内容だけを簡潔に記載しましょう。
通勤時間の欄がある場合は、自宅から勤務先までの所要時間を目安として記載し、勤務地が決まっていない場合は企業の案内や履歴書の形式に合わせて対応します。

エピローグ

履歴書って、決まったテンプレートを選んで空欄を埋めれば完成するものだと思ってましたけど、何を伝えるための項目なのかまで考えることが大切なんですね!

項目が多ければいいわけでもないし、自分がアピールすべきことによって選ぶ履歴書も変わるわけだな!

その通りよ。
まずは必須項目を押さえて、そのうえで応募する企業や職種に何を伝えるべきなのかを考えると、必要な項目も選びやすくなるわ。

書き方についても、細かいルールを覚えるだけじゃなくて、「採用担当者にどう伝わるか」の視点で考えることが大切なんだな!

私もまずは応募先に何をアピールすべきなのか整理してから、自分に合った履歴書を選んでみます!

履歴書は、自分の情報を並べる書類じゃない。
「何を、どう伝えるか」が決まれば、書くべき内容も自然と見えてくる。
第41話
転職の履歴書、
新卒とは何が違う?
━━━━━━━━━━━━━━━
新卒では、学歴や学生時代の経験から可能性を伝える履歴書。
では、すでに社会人経験を持つ転職者は、何をどこまで書けばいいのか。
職歴、志望動機、資格、本人希望欄。
同じ履歴書でも、中途採用になれば企業が知りたい情報も変わってくる。
次に向き合うのは、経験をどう選び、どう伝えるか。
転職の履歴書には、新卒とは違う戦い方がある──。

新卒の履歴書の書き方でよくある質問
- Q1履歴書で何をアピールすべきか分からず、入れる項目を決められない場合はどうすればいいですか?
- A1
まずは履歴書の項目を選ぶ前に、自分の経験や強みを整理し、応募先に何を伝えるべきなのかを考えることが大切です。
自己分析だけで判断が難しい場合は、キャリアの専門家と一緒に経験を振り返ることで、自分では気づかなかった強みが見つかることもあります。履歴書だけでなく、今後のキャリアや働き方から方向性を整理したい場合は、キャリア相談サービスを活用する方法もあります。
- Q2履歴書に書いた内容を面接で深掘りされたら、うまく答えられるか不安です。どう準備すればいいですか?
- A2
履歴書に書いた志望動機や自己PR、ガクチカは、面接で詳しく質問される可能性があります。
書いた内容を暗記するのではなく、「なぜそう考えたのか」「具体的に何をしたのか」まで自分の言葉で説明できるよう整理しておきましょう。面接官がどこを深掘りし、何を確認するのかまで想定して準備したい場合は、採用経験者との面接練習サービスを活用する方法もあります。
- Q3就活の時間がなく、採用担当者に伝わる履歴書をすぐに完成させたい場合はどうすればいいですか?
- A3
時間がないときほど、情報を増やすより、応募先に何を伝えるべきかを絞って履歴書を仕上げることが大切です。
志望動機や自己PRも、採用担当者が読んだときに強みや志望度が伝わる内容になっているか確認しましょう。短期間で書類を整えたい場合は、採用経験者の視点で履歴書やESを確認する応募書類添削サービスを活用する方法もあります。
- Q4履歴書に空欄があると、就活でマイナス評価になりますか?
- A4
空欄があるだけで、必ずマイナス評価になるわけではありません。
企業指定の履歴書では必要事項を記入することが基本ですが、自分でテンプレートを選べる場合は、そもそも自分に必要な項目が揃ったものを選びましょう。無理にすべての項目を増やすより、応募先に伝える価値のある情報を分かりやすく記載することが大切です。
- Q5履歴書について相談したいのですが、今の自分にはどのサービスが合っていますか?
- A5
何をアピールすべきか整理したいのか、書いた履歴書を添削してほしいのか、面接まで含めて準備したいのかによって、適したサービスは異なります。
まずは現在困っていることと、どこまでサポートが必要なのかを整理してみましょう。判断が難しい場合は、無料相談会で各サービスの内容や違いを確認し、今の状況に合うサービスについて担当者へ相談できます。






