
キャリアギルド|第43話
「職歴は並べるだけじゃ伝わらない。選ばれる職務経歴書の作り方」
- 職務経歴書に必要な項目と基本の書き方
- 職務経歴書は何枚が理想?まとめ方のコツ
- 職歴は古い順?新しい順?正しい書き方
- 職歴はどこまで書く?省略するとバレる?
プロローグ
※このページは、『キャリアギルド』の登場人物による会話形式で構成されています。

職務経歴書でしっかりアピールしようと思って書いてたら、10枚になっちゃったんだけど…さすがに多いかな?

10枚!?それだけ書けば、アピールできること間違いなしですよ!
そんなにアピールできることがたくさんあるなんて、うらやましいです。

たくさん書けば、それだけ評価されるとは限らないわよ。
採用担当者が最後まで読んでくれるかも考える必要があるわね。

やっぱりそうか…。
職歴も実績もスキルも、とりあえず全部書いたけど…どこを削ったらいいんだろうな…。

そもそも職務経歴書って、何を書けば正解なんでしょうか?
書く項目や順番にも決まりってあるんですか?

職務経歴書は、情報を詰め込むための書類じゃない。
採用担当者が「何ができる人か」を短時間で判断できるように整理するための書類だ。
転職活動で職務経歴書を書こうとしても、「何を書けばいい?」「何枚にまとめる?」「職歴はどこまで書く?」など、迷うポイントは少なくありません。
この記事では、職務経歴書の基本的な書き方から必要項目、理想のページ数、職歴の順番や省略まで詳しく解説します。
初めて作成する方でも迷わないよう、例文や記入例を交えながら分かりやすく紹介します。
職務経歴書の書き方|まず押さえたい必要項目

「何ができる人か」を短時間で判断できるように、かぁ。
その基準からすると、やっぱり大輔さんが心配していたように10枚は多すぎるってことなんでしょうか?

もし多すぎるなら、職務要約とか実績、自己PRは、それぞれ何文字くらいに収めればいいのかも知りたいな。

ページ数や文字数を考える前に、まずは職務経歴書に何を書く必要があるのかを整理しておきましょう。
項目ごとの役割がわかれば、何をどこまで書くべきかも見えてくるわ。

そうだな。まずは職務経歴書に必要な項目と、それぞれで採用担当者に何を伝えるのかまで整理していこう。

職務経歴書には決まった様式がないため、「何をどこまで書けばいいの?」と迷いやすいものです。
まずは、職務要約・職務経歴・自己PRなどの必要項目と、それぞれの役割や文字数の目安を確認していきましょう。
| 項目 | 書く内容・目安 |
|---|---|
| 職務要約 | これまでの職歴・経験を200〜300文字程度の文章で簡潔にまとめる |
| 職務経歴 | 在籍期間・配属先・業務内容・実績・成果は短い箇条書きで整理し、工夫した点は文章で具体的に伝える |
| 活かせる経験・スキル・資格・自己PR | 経験・スキル・資格は短い箇条書きで整理し、自己PRは2〜3つ、それぞれ300〜400文字程度の文章でまとめる |
職務要約|経歴全体を200〜300文字程度でまとめる
職務要約は、これまでの職歴や経験を採用担当者が短時間で把握できるよう、200〜300文字程度にまとめる項目です。
経験した業界・職種・担当業務を中心に、応募先で活かせる経験を優先して記載しましょう。
詳しい業務内容や実績は職務経歴で説明するため、ここでは「どのような仕事を経験してきたのか」が伝わるよう簡潔にまとめることがポイントです。
職務経歴|業務内容・実績(成果)・工夫した点を書く
職務経歴は、会社ごとに在籍期間・配属先・業務内容・実績(成果)などを整理して記載します。
採用担当者が職種や経験を一目で把握できるよう、それぞれ短い箇条書きでまとめるのがポイントです。
箇条書きでも一つひとつが長文になると読みにくくなるため、情報を詰め込みすぎないよう注意しましょう。
仕事で意識したことや工夫した点は文章で補足すると、実績だけでは伝わらない仕事への取り組み方や強みも伝えやすくなります。
活かせる経験・スキル・資格・自己PRを書く
活かせる経験・スキル・資格は、応募先の仕事内容と関連するものを優先し、短い箇条書きで整理します。
持っているものをすべて並べるのではなく、入社後に活かせるものを選ぶことが大切です。
自己PRは2〜3つ程度に絞り、それぞれ300〜400文字程度を目安に文章でまとめるのがおすすめです。
強みだけでなく、それを裏付ける経験や実績、応募先でどのように活かせるのかまで伝えると説得力が高まります。
職務経歴書は何枚が理想?ページ数とまとめ方

必要な項目はわかったけど、自己PRだけでも2〜3つ書くなら、それなりの量になるよな。やっぱり10枚くらい必要なんじゃないか?

すべてを詳しく書く必要はないわ。
採用担当者が読みやすいように、情報を整理してまとめることが大切よ。

じゃあ、職務経歴書は何枚くらいにまとめるのが理想なんでしょうか?

ページ数だけで良し悪しは決まらない。ただし、採用担当者が読みやすい目安はある。
ここではページ数とまとめ方を整理しよう。

職務経歴書は、詳しく書くほど評価されるわけではありません。
情報量が多すぎると、伝えたい経験や強みが埋もれてしまうこともあります。
ここでは、職務経歴書は何枚にまとめるのが理想なのか、読みやすく整理する方法や書ききれない場合の対処法まで解説します。
| ポイント | 目安・まとめ方 |
|---|---|
| 理想のページ数 | 2〜3枚を基本に、職歴や経験に応じて1〜4枚程度にまとめる |
| 読みやすいまとめ方 | 業務内容・実績などは短い箇条書きにし、応募先との関連性が高い情報を優先する |
| 書くことがない・書ききれない場合 | 情報量を無理に増減せず、応募先に伝える必要がある経験・強みを基準に調整する |
職務経歴書は2〜3枚を基本に1〜4枚程度でまとめる
職務経歴書のページ数に厳密な決まりはありませんが、基本は2〜3枚程度にまとめると読みやすくなります。
職歴が少なければ1枚、経験が豊富で伝えるべき情報が多ければ4枚程度になっても問題ありません。
一方、5枚以上になる場合は、業務内容や実績を詳しく書きすぎていないか見直してみましょう。
ページ数を減らすこと自体を目的にせず、採用担当者が必要な情報を短時間で把握できる量に整理することが大切です。
業務内容や実績は箇条書きで簡潔にまとめる
職務経歴書を読みやすくまとめるには、業務内容や実績を短い箇条書きで整理するのがおすすめです。
一つの項目に複数の情報を詰め込まず、「担当業務」「実績」など伝えたい内容を分けて記載しましょう。
ただし、箇条書きでも一文が長ければ読みにくさは変わりません。
応募先との関連性が高い経験は具体的に、関連性が低い情報は簡潔にするなど、情報に強弱をつけることでページ数も抑えやすくなります。
書くことがない・書ききれない場合の調整方法
職務経歴書は、ページ数に合わせて無理に内容を増やしたり削ったりする必要はありません。
書くことがない場合は、日常的な業務でも「どのように取り組んだか」「どんな工夫をしたか」を振り返ると、伝えられる経験が見つかります。
反対に書ききれない場合は、応募先で活かせる経験や実績を優先しましょう。
すべてを同じ情報量で書くのではなく、応募先との関連性に応じて詳しく書く部分と簡潔にする部分を分けることが大切です。
職務経歴書の順番は古い順・新しい順?3つの書き方

何でも詳しく書くんじゃなくて、応募先に関係する経験を優先するんですね!
これならページ数もまとめやすくなりそうです!

でも、いざ職歴を書こうとすると書く順番でも迷うんだよな。
昔の会社から古い順に書くのか、今の会社から新しい順に書くのか、どっちが正解なんだ?

実は、どちらか一つが必ず正解というわけではないの。
職務経歴書には、経歴の見せ方によっていくつかの書き方があるわ。

「何を先に見せたいか」で選べばいい。
古い順・新しい順に加えて、職種や業務ごとにまとめる方法も見ていこう。

職務経歴書の順番には、古い職歴から書く「編年体式」と、新しい職歴から書く「逆編年体式」があります。
さらに、経験した職種や業務ごとにまとめる「キャリア式」もあります。
それぞれの特徴と、どのような経歴に向いているのかを確認していきましょう。
| 書き方 | 特徴・向いているケース |
|---|---|
| 編年体式 | 職歴を古い順に時系列で記載する。これまでのキャリアの流れや成長過程を伝えやすい |
| 逆編年体式 | 職歴を新しい順に記載する。直近の経験や実績を優先してアピールしたい場合に向いている |
| キャリア式 | 職歴を職種・業務分野ごとにまとめる。特定の経験や専門性をわかりやすく伝えたい場合に向いている |
編年体式|職歴を古い順に時系列で書く
編年体式は、最初に勤務した会社から現在まで、職歴を古い順に時系列で記載する書き方です。
キャリアの流れを順番に追えるため、どのような経験を積み、仕事の幅を広げてきたのかを伝えやすい特徴があります。
初めて職務経歴書を作る場合にも整理しやすく、幅広い職種で使える基本的な形式です。
これまでの経験や成長過程を順を追って見せたい場合に向いています。
逆編年体式|職歴を新しい順に時系列で書く
逆編年体式は、現在または直近の勤務先からさかのぼり、職歴を新しい順に記載する書き方です。
採用担当者が最近の業務内容や実績を最初に確認できるため、直近の経験を応募先で活かしたい場合に向いています。
現在の仕事内容と応募職種の関連性が高い場合は、強みを早い段階で伝えやすいのがメリットです。
一方、職歴の流れは逆になるため、在籍期間や会社ごとの区切りをわかりやすく整理しましょう。
キャリア式|職歴を職種・業務分野ごとにまとめる
キャリア式は、勤務先の順番ではなく、経験した職種や業務分野ごとに職務経歴をまとめる書き方です。
「営業」「マネジメント」など、応募先で活かせる経験をまとめて見せられるため、特定の専門性やスキルを強調したい場合に向いています。
複数の会社で同じ業務を経験している場合も、関連する実績をまとめて伝えられます。
一方で時系列がわかりにくくなりやすいため、勤務先や在籍期間も確認できるよう整理して記載しましょう。

職務経歴書の職歴はどこまでさかのぼる?省略はバレる?

書く順番は選べるんだな。
俺なら最近の経験を先に見てもらいたいから、逆編年体式が合ってそうだ!

でも、昔の職歴ってどこまでさかのぼって書く必要があるんでしょうか?

そこは迷いやすいところね。
正社員だけでなく、アルバイトやパート、派遣などの経験をどこまで書くのか悩む人も多いわ。

勝手に「いらない職歴」と判断するのは危険だ。
職歴をどこまで書くのか、省略した場合のリスクも含めて整理しておこう。

職務経歴書は、どこまで職歴をさかのぼって書くべきか迷いやすいポイントです。
正社員だけでなく、アルバイトや派遣、フリーランスなどの経験を記載するか悩むこともあるでしょう。
ここでは、職歴をどこまで記載するのか、省略するリスクや注意点、雇用形態別の書き方を整理します。
| 職歴 | 書き方・考え方 |
|---|---|
| 正社員・契約社員など | 原則として職歴をすべて記載し、自己判断での省略は避ける |
| アルバイト・パート・派遣 | 応募先との関連性や勤務期間などを踏まえて記載し、派遣は派遣元・派遣先がわかるようにする |
| フリーランス・個人事業主・業務委託 | 活動期間や業務内容、取引内容などを職歴としてわかりやすく整理して記載する |
職務経歴書は原則として職歴をすべて記載する
職務経歴書には、原則としてこれまでの職歴をすべて記載しましょう。
職歴を意図的に省略すると、内容によっては経歴詐称とみなされ、入社後に発覚した場合は懲戒処分などにつながる可能性もあります。
そのため、経歴そのものを省略するのではなく、応募先との関連性に応じて情報量に濃淡をつけるのがおすすめです。
関連性の高い職歴は詳しく、低い職歴は簡潔にまとめ、経歴の事実は正確に記載しましょう。
【応募職種:法人営業】
株式会社〇〇|2022年4月~現在
配属先:法人営業部
【業務内容】
・法人向けITサービスの新規開拓営業
・既存顧客約30社への提案・フォロー
・見積書、提案資料の作成
・新入社員2名の営業同行・育成
【実績】
・2025年度売上目標120%達成
・新規顧客年間18社を獲得
【工夫した点】
商談前に顧客の事業内容や導入状況を確認し、想定される課題を整理したうえでヒアリングを行うことを意識しました。また、商談後も検討状況に合わせて定期的にフォローし、追加提案や情報提供を行うことで、既存顧客からの追加契約や紹介による新規顧客の獲得につなげました。
【応募職種:法人営業】
株式会社△△|2019年4月~2022年3月
配属先:総務部
【業務内容】
・備品、消耗品の管理・発注
・社内文書の作成・管理
・電話、来客対応
・社内行事の運営補助
アルバイト・パート・派遣の職歴はどこまで書く?
アルバイトやパートの経験も、一定期間継続して働いていた場合や応募先で活かせる経験がある場合は、職務経歴書に記載しましょう。
正社員として働いていない期間がある場合は、その期間の経歴を伝える意味でも記載するのがおすすめです。
派遣社員の場合は、雇用主である派遣元と実際に勤務した派遣先を分けて記載します。
派遣先ごとに在籍期間・配属先・業務内容などを整理すると、どこでどのような経験を積んだのか伝わりやすくなります。
株式会社〇〇|2022年4月~2024年3月
雇用形態:アルバイト
配属先:〇〇店
【業務内容】
・接客、レジ対応
・商品の品出し、在庫管理
・売場レイアウトの変更
・新人スタッフへの業務指導
株式会社〇〇|2021年6月~2024年8月
雇用形態:パート
配属先:営業事務部
【業務内容】
・受注データの入力、管理
・見積書、請求書の作成
・電話、メールによる顧客対応
・営業担当者の資料作成補助
株式会社〇〇スタッフ|2022年4月~2025年3月
雇用形態:派遣社員
派遣先:株式会社△△
配属先:営業部
【業務内容】
・受発注データの入力、管理
・見積書、請求書の作成
・顧客からの電話、メール対応
・営業資料、会議資料の作成
フリーランス・個人事業主・業務委託の職歴の書き方
フリーランスや個人事業主として働いた期間も、職務経歴として記載できます。
活動期間に加えて、事業内容・担当した業務・実績などを整理し、会社員と同様に「どのような仕事をしてきたのか」が伝わるようにしましょう。
業務委託の場合は、契約先やプロジェクトごとに業務内容を整理すると経験が伝わりやすくなります。
守秘義務などで取引先名を公開できない場合は、企業名を伏せたうえで業界や業務内容、担当範囲などを記載しましょう。
フリーランスとして活動|2022年4月~現在
職種:Webライター
【業務内容】
・企業オウンドメディアの記事制作
・SEO記事の構成作成、執筆
・既存記事のリライト
・WordPressへの入稿
【実績】
・月20~30本の記事制作を担当
・複数の担当記事で検索上位を獲得
個人事業主として開業|2020年7月~現在
事業内容:Webサイト制作・運営
【業務内容】
・企業Webサイトの制作
・ランディングページの制作
・WordPressサイトの構築、更新
・アクセス解析、サイト改善
【実績】
・累計40社以上のWebサイト制作を担当
・企画から制作、公開後の運用まで一貫して対応
株式会社〇〇と業務委託契約|2023年4月~2025年3月
職種:Webマーケター
【業務内容】
・Web広告の運用
・広告クリエイティブの企画
・アクセスデータの分析
・広告効果の改善施策立案
【実績】
・月間広告予算約500万円の運用を担当
・施策改善により問い合わせ数を前年比130%に向上
※守秘義務などにより契約先を公開できない場合は、「IT企業」「人材サービス会社」など、企業名を伏せて業界や事業内容がわかる形で記載します。

初めての職務経歴書で迷いやすい書き方と注意点

雇用形態によって書き方も少し変わるんですね。
記入例を見たら、職歴をどう整理すればいいのかイメージしやすくなりました!

ここまでくればだいぶ整理し直せそうだけど、細かいところでまだ不安が残るな…。
西暦と和暦はどっちを使うとか、退職理由や志望動機も書いたほうがいいのかとか…。

そういう細かな疑問は、職務経歴書を書いていると意外と出てくるのよね。
特に初めて作る人なら、どこまで書けばいいのか判断に迷うことも多いと思うわ。

最後に、そうした職務経歴書で迷いやすい書き方を整理しておこう。
提出してから後悔しないように、注意点まで確認しておくことが大切だ。

職務経歴書では、西暦・和暦の使い分けや退職理由・志望動機の記載など、細かな書き方で迷うことがあります。
また、内容だけでなく表記や記載方法にも注意が必要です。
ここでは、初めて作る人が迷いやすい書き方と、提出前に確認しておきたい注意点を解説します。
| 迷いやすいポイント | 書き方・注意点 |
|---|---|
| 西暦・和暦 | どちらでも問題ないが、採用担当者が確認しやすい西暦がおすすめ。使用する表記は応募書類内で統一する |
| 退職理由・志望動機 | 応募先から指定されていない限り職務経歴書への記載は不要。基本的には履歴書に記載する |
| 提出前の確認 | 誤字脱字・年月・会社名・在籍期間・文体・レイアウトなどに間違いや不統一がないか確認する |
西暦・和暦はどちらでもOK|表記を統一する
職務経歴書の年月は、西暦・和暦のどちらで記載しても問題ありません。
ただし、採用担当者が在籍期間などを確認するときに変換する必要がないため、基本的には西暦で記載するのがおすすめです。
また、「2024年」と「令和6年」が混在しないよう、職務経歴書や履歴書などの応募書類で表記を統一しましょう。
職務経歴書は自分の経歴を書くための書類ですが、読む側の気持ちを考え、採用担当者が確認しやすい形で記載することが重要です。
退職理由・志望動機は必要?倒産した会社の書き方
退職理由や志望動機は、応募先から指定されていない限り、職務経歴書に記載する必要はありません。
退職理由は履歴書の職歴欄、志望動機は履歴書の志望動機欄に記載すれば十分です。
勤務していた会社が倒産している場合も、会社名・在籍期間・業務内容などの職務経歴は通常どおり記載します。
職務経歴書では、業務内容や実績、活かせる経験・スキル、自己PRなどを優先して伝えましょう。
職務経歴書を提出する前に確認したい注意点
職務経歴書が完成したら、誤字脱字だけでなく、会社名・在籍期間・実績の数値などに間違いがないか確認しましょう。
履歴書と職務経歴書で入社・退職年月などが食い違っていないか確認することも重要です。
また、「です・ます調」と「だ・である調」が混在していないか、年月や数字などの表記が統一されているかも確認します。
文字の大きさや余白、改行などの読みやすさも見直し、応募先からファイル形式や提出方法の指定がある場合は、その指示に従いましょう。

エピローグ

よし!これなら10枚になった職務経歴書も、何を残してどう整理すればいいのかわかったよ。
さっそく作り直してみるぞ!

職務経歴書って、経験した仕事を全部詳しく書くものじゃないんですね!

そうね。
応募先との関連性を考えながら、詳しく伝える部分と簡潔にまとめる部分を分けることが大切よ。

採用担当者が読みやすいかどうかまで考えて作るのがポイントなんですね!

10枚も書いたのに削るのはもったいないと思ってたけど、考え方が逆だったな。
読んでもらって伝わらなきゃ意味がないもんな!

職務経歴書で大切なのは、「何をしてきたか」を並べることじゃない。
その経験から「何ができるのか」を、採用担当者に伝えることだ。
第44話
履歴書と職務経歴書、
両方に書く重複項目の考え方
━━━━━━━━━━━━━━━
履歴書に職歴を書いて、職務経歴書にも職歴を書く。
自己PRや資格まで同じ内容になったら、これってただの重複?
同じことを書くべきか、それとも別の内容にするべきか。
2つの応募書類を前に、意外と迷いやすい「かぶる項目」の扱い方。
大切なのは、重複をなくすことではなく、それぞれの役割を知ること。
履歴書と職務経歴書、その書き分けの境界線が見えてくる──。

職務経歴書の書き方でよくある疑問Q&A
- Q1職務経歴書にアピールできることがなく、何を書けばいいか分かりません
- A1
特別な実績がなくても、日々の業務で工夫したことや周囲から評価されたこと、身につけたスキルなどは職務経歴書でアピールできます。
自分では当たり前だと思っている経験が、転職では強みになることも少なくありません。
一人で整理するのが難しい場合は、キャリア相談サービスで専門家とこれまでの経験を振り返ることで、応募先に伝えられる強みやアピールポイントを整理できます。
- Q2職務経歴書について面接で深掘りされたら、うまく答えられる自信がありません
- A2
面接では、職務経歴書に書いた業務内容や実績について、「なぜそうしたのか」「どのように取り組んだのか」などを深掘りされることがあります。
書いた内容を暗記するのではなく、自分の経験を具体的に説明できるよう準備しておくことが大切です。
不安がある場合は、面接練習サービスで採用経験者から実際に質問を受けることで、面接官の質問意図や評価ポイントを理解しながら回答を整理できます。
- Q3職務経歴書を書いてみましたが、採用担当者からどう見えるのか不安です
- A3
自分では分かりやすく書いたつもりでも、採用担当者の視点では、経験や強みが十分に伝わっていないことがあります。
応募職種との関連性や実績の伝わり方など、採用する側の視点で確認することが大切です。
応募書類添削サービスでは、採用経験者が職務経歴書をチェックし、経験や強みが伝わる内容に仕上げた完成版を受け取ることができます。
- Q4会社が退職を認めてくれず、転職活動を進められません
- A4
退職の話が進まない状態が続くと、職務経歴書の作成や求人への応募など、次の転職に向けた準備にも集中しにくくなります。
まずは退職に向けた手続きを進め、転職活動に取り組める環境を整えることも一つの方法です。
会社とのやり取りが負担になっている場合は、退職代行サービスを利用することで、退職の意思を本人に代わって会社へ伝えてもらうことができます。
- Q5職務経歴書の作成が進みませんが、どのサービスを利用すればいいか分かりません
- A5
職務経歴書の作成が進まない原因によって、必要なサポートは異なります。
経験や強みを整理したいのか、作成した書類を添削してほしいのかなど、まずは困っていることを整理してみましょう。どのサービスが自分に合うのか判断できない場合は、無料相談会で担当者にサービス内容や違いを確認し、自分の状況に合った利用方法を相談できます。






