プロフィール
私は今年で68歳になりました。初めての孫もでき、休日はその子と過ごすことがとても楽しみになりましたが、いつも泣かれてオロオロしています。
デザインは、宮崎のデザイン事務所で手作業で版下を作成する作業から始まりました。Macも普及しておらず、ピンセットとカッターで写植文字を台紙に貼り付けることが日課でした。DTPが一般的になり始めた頃に独立、個人事業主としてグラフィックデザインに取り組み、初めてデザインに対する勉強不足を実感しました。また、イベントやデザインに活かせるスチール撮影も手がけ、フォトショップで加工した写真をチラシやポスター、会社案内等で活用していました。当時はフィルムで撮影し、スキャナーで画像を取り込むことも全て自前の作業でした。記憶媒体の容量自体も少なく、今と比べて雲泥の差・月と鼈ほどの開きがありました。写真の加工スピードも遅く、一つの作品を仕上げるのに相当な時間がかかり、何度も徹夜したことがあります。
ロゴデザインは、最初に請け負った仕事が建築会社のロゴでした。ローマ字を筆で描き力強さを表現しながら、筆特有の柔らかさと融合させ全体のバランスを保った作品で、クライアントからもお褒めの言葉をいただきました。以降、ロゴデザインのみという仕事は少ないのですが、ポスター・チラシ・会社案内・名刺等どのデザインにおいてもロゴはデザインの根幹をなすもので、クライアントの核となる役割を担っている非常に重要な要素であることを常に認識しながらデザインに取り組んで参りました。
近年は家庭の事情もあり、デザインの現場から離れた時期もありましたが、今までの経験を今後の残り少ない人生に活かしたいという衝動に駆られまして、貴社の求人に応募させていただきました。何卒よろしくお願いいたします。