履歴書・職務経歴書を書く際に意識すべき大切なポイント

面接のコツ等意識すべき点については他のサイトでも沢山紹介されています。
「結局何を意識したら良いの?」と思っている方のために、本記事では、履歴書・職務経歴書を書く際に意識すべき大切なポイントを簡単にお伝えします。
「自分が採用担当者の場合、会いたいと思えるか」を常に意識
面接に進むためには、履歴書・職務経歴書を読んだ採用担当者が「この人に会ってみたい」と思う必要があります。そのため、あなたが自身が採用担当者だった場合、自分の履歴書・職務経歴書を読んで「この人に会ってみたい」と思えるかどうかで、良い応募書類が書けているのかどうかは簡単に判断することができます。
とても単純なようですが、「何をどう書いたら良いのか」「書く順番はどうしたら良いのか」などに気を取られてしまい、この単純な点を忘れがちです。
客観的に読むことがコツなので、読む際は『本当の面接官』になり切って履歴書・職務経歴書を読んでみましょう。
採用担当者は、履歴書・職務経歴書で『何』を見ているか

- 採用するメリットがあるかどうか
- 一緒に働きたいと思えるかどうか
細かいことを言えばその他にもありましたが、採用担当者を経験しているほぼ全ての方が、上記の2つをあげていました。
採用担当者はあなたが書く、履歴書・職務経歴書から上記の2点を感じ取ることができるかどうかで、面接に通すかどうかを判断しています。
では、具体的にはどの部分を重視しているのでしょうか。
①履歴書で重視しているのは?
採用担当者にアンケート調査を行ったところ、履歴書の中で重視している項目、第1位は『志望動機』となっており、第2位が『自己PR』という結果になりました。この二つの項目は全体の7割の採用担当者が重視しているよう結果が出ました。
中途採用の場合には、履歴書と併せて職務経歴も提出するため、職務上培った経験やスキルは職務経歴書にて判断されます。そのため履歴書では、『人物像』や『志望度』を確認している方が多いようです。
履歴書のフォーマットによっては、『志望動機』や『自己PR』書く項目が無かったり、書ける文字数が極端に少ないものなどがあるため、履歴書のフォーマットを選ぶ際はこの2つをしっかり書くことができるものを選ぶようにしましょう。
②職務経歴書で重視しているのは?
職務経歴書の中で重視しているポイントは、第1位『仕事内容』、第2位『仕事への取り組み姿勢』、第3位『成果』というアンケート結果が出ました。
このアンケート結果からも分かるように、職務経歴書に仕事内容を書くときは、「何を意識して取り組んだのか(取り組み姿勢)」「その結果どのような成果が上がったのか」を意識して書くことをオススメします。
また、『成果』を書く際には、できるだけ「前年度迄●件だったものが●件に伸びた」など、数字を用いて比較しながら書くと『成果』として伝わりやすいです。
『取り組み姿勢』については、『成果』とは異なり、実績やデータだけでは表現しきれない、職務上大事にしてきたことや意識的に行ってきたことなどを伝えること良いでしょう。
③定着性があるか
アンケート結果によると、履歴書・職務経歴書から、『長く働いてくれる人物なのか』を転職回数と在籍年数、転職理由などから判断しているようです。
転職回数が多くても、直近の在籍年数が長かったり、転職理由に納得感のある一貫性があれば書類選考を通過する可能性を上げることができます。もしも直近の在籍年数が短い場合には、その理由も書いておくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は履歴書・職務経歴書を書くうえで、意識するべき大切なポイントを説明しました。
これは書類選考通過後の面接でも言えることですが、『相手の立場に立って想像すること』が内定を勝ち取る一番の秘訣かと思います。履歴書・職務経歴書を書く際は「採用担当者が読んだ時に会いたいと思ってくれるか」、面接で話す際は「採用担当者が一緒に働きたいと感じてくれるか」。
想像力を働かせて、応募書類をまとめてみましょう。
本記事が少しでも皆さんのお役にたつことができれば幸いです。
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